泣いてしまった経験ある?ヨガ中の涙の理由&止めた方がいいの?

 

ヨガをしている最中に、「自分でもわからないけれど涙があふれてきたことがある」という方はいませんか?

特に悲しいことがあったわけでもないのに涙すると、自分でも驚いてしまうかもしれません。

ですがそれ、珍しいことではないのです。

 

 ヨガの最中に涙が出るのはなぜ? 

 

ヨガに集中していて、考えごともしていなかったのに突然涙が……。

「どうして?」と思うでしょう。

この涙は、筋肉の周囲の膜・筋膜がリリース(伸張)されたことによるものだと考えることができます。

 

アメリカでは、筋膜は事故や精神的なショックなどの外的エネルギーが筋膜組織に吸収され、

カセットテープのように記憶されると考えられており、

脳細胞以外の記憶装置の役目をしている(ティッシュメモリー)と言われています。

 

そして、体がグーッと伸びるヨガや筋膜がリリースされるようなマッサージなどの手技を受けたとき、

筋膜の記憶装置の解除により感情が放出されるのです。

 

簡単に言うと、筋膜組織が身体的緊張から解放されると、情緒的にも解放され涙が出ることがあるということ。

 

 

 涙は止めたほうがいいの? 

 

涙が出ると、「止めなくては」「止めた方がいい」と考える人は多いです。

しかし、この筋膜の伸張~情緒的解放によりあふれてきた涙は、無理に止めると精神的不調の原因になる可能性があると言われていることを覚えておきましょう。

 

自然に止まるのを待つことをオススメします。

 

 

 涙が出やすくなるのは“フロントライン”がリリースされたとき 

 

ヨガのアーサナは、体の深部から時間をかけてジワジワと伸ばしてあげるようなものが多いのですが、

なかでも、フロントラインと呼ばれる体の前面の筋膜が伸びるようなものをおこなうと情緒的な解放が起こりやすいです。


例えば、アップドッグやラクダのポーズ。もし、普段泣くことができず、感情を溜めこみやすい人がいたら意識的にこれらのポーズをおこなってみてもよいかも。

 

【アップドッグ】

 

【ラクダのポーズ】

 

 

涙を流し終わった後は、スッキリとした爽快感が得られるでしょう。

 

 

【writer】 Saori Takagi
美容ライター,ヨガインストラクター,
ビューティーフードアドバイザーとして活躍